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2013年4月20日土曜日

カンボジア編②【アジアの風】

こんにちは、しーちゃんです。






せっかくの土日ですが、風邪でぐったりしてるので家で休んでいます。
ここのところ、本当に酷い風邪ってひいた記憶がなかったんだけど。
久しぶりに寝込んでます。










さて、それではカンボジア編の続き






悪魔のような要求でトゥクトゥク手配したところから。



 







翌朝のA.M4:00



とりあえずホテルの外に出てみると、人影はまばらで待ってる人もいなかった。




やっぱあんな条件じゃ来ないか







と他のドライバーと交渉しようと思っていたら、














「お待たせ〜」

















と、颯爽と登場。ホントに来たよ。。。
 名前を聞いてみると、「スファン」というらしい。








「本当に15ドルでいいの?2日間、朝から夜までだよ?」





と聞くと




「もちろんいいよ。あ、お金は後で良いから。早くしないと日の出の時間になっちゃうよ」






















僕はこの瞬間、日友好条約を締結しました。




※カンボジア=柬埔寨








 ほんとね、正直感動したよ。どんだけ良い人なんだろうって。カルチャーショック。
でも、彼らからしたら、当たり前のことなんだろうね。





ちなみに、トゥクトゥクのドライバーは番号がついたチョッキみたいなのを着ています。
これは政府公認の証拠らしいです。
これ着てないドライバーは、白タクってことですね。



ちなみにスファンの番号は、9023です。
カンボジア行った際は是非探してみてください。
 英語はあまり喋れないけど、もの凄く気遣いできて超良い人です。















まずは、遺跡のパスポートを買うためにBOX OFFICEへ。
普通に営業してました。みんな朝日みにくるからね。
直接アンコールワットとか行っても入場できないので注意しましょう。
(※当日スファンに連れてってもらうまで知らなかった)




この日は、


アンコールワット(日の出)→アンコールトム→タ・プロム→アンコールワット→プノンバケン(夕日)




ホントに、朝日から夕日まで、一日運転してもらいました。






まず、念願の夜明けのアンコールワット
ツアー客でごったがえしてましたが、なにせ広いので気になりませんでした。








ちょっと曇りで、 真っ赤に燃えるような朝焼けではなかったけど
夜闇の中で徐々にシルエットが浮かび上がる様は幻想的でした。







 カンボジアの道路はこんな感じ。






遺跡見てる間、スファンはずっと駐車場で待機してくれてました。
朝早くてお疲れなのか、椅子で寝てることもしばしば。すまんかったね。









道すがら、普通の道路脇がこんな感じだったりする。
絶景とはまた違うんだけど、画になる風景。


















アンコールトムにつく頃には徐々に晴れてきて











 ゾウにも乗りました。人生初ゾウでした。あんま乗り心地よくないね笑










確か、ゾウ乗るのに20分で1回2000円くらいかかった気がするな。
スファンは2日で15ドルなのに。。。。




ゾウの運転手さんの背中にはポッケがついててチップが入れれるようになってました。








遺跡は広くて、歩いて回るのは結構大変。
木陰がすごく気持ち良かった。
遺跡の中で座って休憩なんて、なかなか出来ることじゃないよね。
















パワースポットとか陳腐な言葉で片付けてほしくないよね。









 そして、タ・プロム。
 木が遺跡を浸食して、もう今にでも崩れてしまいそうと言われている遺跡です。
補修工事もあんまり進んでなくて、手つかずのままの遺跡となってる様子。
郊外にあるベンメリア遺跡の方がそれに近いのかもしれないけどね。











ちょっと雲行きが怪しくなってきたし、疲れたので休憩することに。
近くの飲食店に入ったら、ちょうど雨が降り始めた。超スコール。
 カンボジアは水はけが悪いので、 
雨がたくさん降るとすぐに洪水みたいになるらしいです
この日はたまたまちょっとしか降らなかったから大丈夫だったけどね。










休んだお店にいた少年。
屈託のない笑顔とは正にこれ。心が洗われるねー。




 つづきはアンコールワット(昼間)から!

2013年4月19日金曜日

カンボジア編①【アンコール遺跡に憧れて】

こんばんは、しーちゃんです。




しーちゃん風邪気味です。。


いや、というか、たぶん風邪です。


喉が痛くて咳が出て痰が詰まって鼻水が出てるので
間違いなく風邪でしょうね。



幸いにも熱はないのですが(はかってないけど)仕事ある日に風邪は辛いです。












さて、今回からはカンボジア編スタート。


実際にはベトナムも行ってるんで、カンボジアのあとはベトナム編が続きます。









【日程】
 2011年 7/16〜7/21 (4泊6日) 




【Flight】

VN 955  7/16  東京(成田) 10:30発  →  ハノイ 13:55着
 
VN 843  7/16  ハノイ15:25発 →  シェムリアップ   17:10着
 
VN3820  7/18 シェムリアップ17:45発 →  ホーチミ 18:45着
 
VN 950  7/21 ホーチミン0:05発 → 東京(成田) 07 :50着
 
 
 
 
 
【費用】 

パッケージツアー代金(大人)  95,800円
海外:空港税(大人)  1,800円 ベトナム
海外:空港税(大人)  2,200円  カンボジア
燃油特別付加運賃  12,200円
成田空港施設使用料(大人)  2,540円
 
ホテル+航空券+送迎合計114,540円










この旅行は、社会人になってから初めて行った海外旅行でした。
まず、なぜカンボジア?ってところなんですが。



その当時友人が



「カンボジアがヤバい。行きたい行きたい!」



と触れ回っていたのは覚えてて



会社の夏休みもとれたので、


「なんか面白そうだしいってみよっかな」


と軽いノリで決めてしまいました。


















 










(※ちなみに、その友人はまだカンボジアには行けてないらしいです。)










まずは成田空港から。



 ベトナム航空のCAさんはみんな制服きてます。アオザイ?だったかな?











飛行機は前から見ると、ベトナム航空って全然分からない。
どこか新幹線を連想させるフォルムとカラー。









 機内食の味はもはや覚えていないのですが

 大して記憶にないということは、可も無く不可も無く、といったところだったんでしょうかね。







 機体は比較的新しくて、席もそれほど狭くは感じませんでした。
勿論今回もエコノミークラス最前列を確保して、プレミアムエコノミーシートです。
 (※そんなシートはない)






でもほんと、1000円とかちょっと高めの料金設定でいいから、指定ありにしてほしいな。最前列は本当に、広くて快適です。










ハノイの乗り換えでのんだベトナムコーヒー。
下にたまってるのが練乳です。
 結論から言うと、
現地のクソ暑いところで、アジアの雰囲気を感じながら飲むのが美味しい訳で
日本の家庭で飲んだって、全然美味しく無いです。
めちゃくちゃ甘くて糖尿になりそう。



ただ、現地の熱帯の中で飲むベトナムコーヒーは格別です。
超美味しい。
















そして遂に、カンボジア到着!






雨上がりだったからなのか、とにかく空が綺麗だった。
突き抜けるほど青いとは正にこのこと。
すごくアジアの途上国っぽい空気。すごく好きです。








 イミグレはすごく緩かったです。
確かビザは事前申請いらなかったような?
なんか現地でいくらか払ってビザ買った気がします。
日本人いっぱい。










今回はパッケージだったんで自動的に決められてたんですが
泊まったホテルは、ストゥン・シェムリアップ


ホテルはすごく綺麗で快適でした。もっとぼろいかと思ってたんだけど。(wifiもつかえた)
ただ、食事とかは全部微妙だったので割愛。














 ホテルは中心地からすぐ。周りにはマーケットやらホテルやらたくさんありました。
トゥクトゥクもたくさん走ってました。



 







アジアの街と、夕暮れ時の青い空ってすごくコントラスト効いてて綺麗だよね。















と、ご飯を食べて周りを散策したところで、夜も更けてきた。
ここでもう時間も遅かったので、この日は休むことに。



翌朝はアンコールワットの朝日を観に行く予定だったのだが、
今回自由行動だったので、アンコールワットで朝日を見るためには、午前4時ごろホテルをでてタクシーかトゥクトゥクをつかまえる必要があった。






そこで、その辺のトゥクトゥクのにーちゃんに話しかけて



「明日の朝4時、このホテルの前に迎えにきて。そのあと、日が沈むまでタクシーして。それを2日やってくれたら15ドルはらうよ。もちろん後払いな。」





と、ブラック企業の社長も真っ青な交渉してみたんですが


















「ああ、いいよ。そんなたくさんくれるのか。ありがとな。4時にいくからよろしく」

































こいつほんとに来る気あるのかな...?


つづく。

2013年4月8日月曜日

人生を変えた旅①

こんばんは、しーちゃんです。





今月のPENの特集読みましたか?

4/15 2013 No.554の成海璃子が表紙になってるやつです。






今月のテーマは








「世界でいちばん好きな場所。」














これを読んでちょっと感化されちゃって
自分も何か書きたいなぁと思って書いてます。













みなさんは、「世界でいちばん好きな場所」ってありますか?









僕は思い浮かぶのがいくつあって。
とてもじゃないけど1つには絞れませんでした。




ただ、ひとつ。
いままで「人生が変わった瞬間」が自覚してるだけで何度かあって
それを経験した旅先が、世界でいちばん好きな場所の候補でした。




なので、ちょっと趣向を変えて











「人生を変えた旅」










というテーマで書いてみようと思います。
※旅行記ではないので、悪しからず。
※ひな形はPENにならってますのでやや自己陶酔型ですが悪しからず
※旅行記はいずれまた別の機会に書きますので、悪しからず
























人生を変えた旅
【沖縄県】八重山諸島
「星降る島の、穏やかな時間」













大学4年生のはじめ、就活がおわったころ。

僕は太っていた。
そう、自分では全く気付いていなかったが、太っていた。
174cmで体重がピーク時は75kg近くあったのだ。理想体重+11kgのデブである。
大学4年になり、暇を持て余していた頃、僕はやっと気付いた。そう、デブであると。



きっかけは簡単だった。大学の授業で沖縄へ行くことが決まったのだが、
水着を買って、身につけたときに気付いたのだ。
腹にのったこれでもかと言わんばかりの肉に。




昔から「ガタイがいいからね」とか「筋肉質だからね」とか言われてそれを鵜呑みにしてたけど。
周りからはクスクス笑われていたんだろうか。



そしてそのとき気付いたのは、体のたるみは心のたるみであるということ。







就職活動もうまくいかず、恋愛もうまくいかず、がんばりもせず、
ただ、 なんとなく生きているだけだった。
新しいことに挑戦する勇気も無く、いじいじだらだらしていたのだ。






なんにせよ、このままじゃいかんと言うことで、僕はダイエットに励んだ。
幸いにも、大学4年生は暇だった。毎日毎日ダイエットを中心に生活していた。

1日のメニューはというと

・ジョギング10km
・自宅マンションの階段を1~15階までダッシュ
・懸垂×30
・腹筋×200
・背筋×50
・腕立て伏せ×100


これに、暇さえあればプールで泳いだりバスケしたり、兎にも角にも運動しまくったわけだ。




すると、沖縄へ行く直前には体重は63kgまで落ちた。
見た目も服もガラリと変わった。周りからの目も変わった。
肌も綺麗になった。心も清々しかった。
憑き物が落ちたとは、正にこのこと。



これ以上にないくらいのコンディションで、沖縄へ。









沖縄の旅は、全てに於いて完璧だった。








自分が「その場所にいるのに相応しい」という感覚があった。
見るもの、触れるもの全てに興味を持ち
綺麗なものに素直に感動して
それを周りと無邪気に共感して

童心回帰とは、正にこのことだなぁと、振り返ってみて改めて思う。
心も体も身軽になったからこそ、そう感じられたのは間違いない。








その極めつけは、星の降る夜。
ペルセウス座流星群が極大となるその日、僕は友達と石垣島の北端にいた。






ふと空を見上げると、満天の星が瞬いていた。
流れ星が夜空を駆け抜けるのを、真っ暗な道路の真ん中で寝転がって眺めていた。
真夏の夜の風に揺られ、流れ星を追い、思いを託して。

世界で僕らだけが許された時間だった。












その瞬間を共有した友達は、今でも欠かせない大事な友達なのは言うまでもない。








そうして沖縄の旅の中で
ひとつ、またひとつと、
今まで自分が目も向けなかったことを肌で感じる度に




 
「ああ、なんて無駄な時間を過ごしていたんだろう。世界はこんなにも美しいのに。」






という気持ちでいっぱいになった。
そう実感できた僕は、心から幸せだった。









あの瞬間、間違いなく僕の人生は変わった。
心も体も自由になって、あらゆるものが輝いて見えて
幸せの探し方がわかった、そんな夏の瞬間だった。








二度とないあの瞬間に、僕は今も思い焦がれている。
だからこそまた、旅へ出るのだ。



























と、ちょっと最後はシリアスになってしまいましたが、
第一回の、「人生を変えた旅」でした。




















前半ただのダイエット自慢じゃねーか






って突っ込みは随時受け付けています。 でもね、ほんとにがんばったんだよ。ほんとだよ。